萩原朔太郎\公园的夏天\公園の夏
公园的夏天
就算面包落肚
面包的味道也是冰冷的
就算清水入喉
清水的味道也是悲哀的
从袖子里拿出银币
放在桌子上的时候
银币滚落在地板上
跳动翻转闪着白光
明明就在这里却又不知所踪
远方的阳伞让眼睛发痛
我站着观赏
今天也在泉水边熟睡的鸽子。
(一九一三年五月二十四日)
* てえぶる:Table。桌子。
公園の夏
パンを喰べしに
パンの味つめたく
水を飲みしに
水の味かなしかりき
袂より銀貨を出して
てえぶるの上に置きしとき
銀貨は床の上にころげ落ち
跳ね返りて白く光れり
ここをいでてまた何處に行かむ
遠きパラソルは眼に痛く
けふも泉水のほとりに鳩は眠れり
立ちて見る。
(二十四、五、一九一三)