没有舌头的真理
某个幻灯片当中,有青白色的雪花正降下并堆积起来,在寂静的寂静的景色当中,我顿悟到了一种真理。无法化为言语,在内部永远地永远地悲哀着,我体会到了“没有舌头的真理”。景色的、幻灯片的、积雪的影子超越而去,我感觉到青猫那寂寥的形状。
舌のない眞理
とある幻燈の中で、靑白い雪の降りつもってゐる、しづかなしづかな景色の中で、私は一つの眞理をつかんだ。物言ふことのできない、永遠に永遠にうら悲しげな、私は「舌のない眞理」を感じた。景色の、幻燈の、雪のつもる影を過ぎ去って行く、さびしい青猫のかたち像をかんじた。