萩原朔太郎\草坪之上\芝生の上で
草坪之上
就像幼草萌生新芽那般,只有在这阳光正好的草坪之上,思想才能绵延不断地成长而去。然而那些思想,并不会与任何人,甚至我进行任何的交涉吧。我仅想眺望那青空。就像会溶入那苍天的幻梦之中那样,想去养育的仅仅只是那种思想的幻想而已。而我自己的情绪的影子,就像编织令人怀念的绿荫的梦一般,只想谈论他们的“有情调的思想”。在空中飞翔的小鸟啊。
芝生の上で
若草の芽が萌えるやうに、この日當りのよい芝生の上では、思想が後から後からと成長してくる。けれどるそれらの思想は、私にまで何の交渉があらうぞ。私はただ青空を眺めて居たい。あの蒼天の夢の中に溶けてしまふやうな、さういふ思想の幻想だけを育くみたいのだ。私自身の情緒の影で、なつかしい綠陰の夢をつくるやうな、それらの「情調ある思想」だけを語りたいのだ。空飛ぶ小鳥よ。