萩原朔太郎\码头的烟云\波止場の烟
码头的烟云
野鼠隐藏在田中
矢车菊散散落落飘零而去
歌亦 酒亦 恋爱亦 月色亦 已并非此季节该有之物
我就仿佛苍老并已瘦骨嶙峋的乌鸦般
步履蹒跚地想踏上前往遥远国家的旅途
于是乞丐们的彷徨
正在不知何处遥远港口的码头
眺望那不断焚烧着海草的天空烟云吧
啊啊 就连虚幻的少女亦不存
命运业已如同枯萎花束
在沙地上涂画
如同以砂为食的螃蟹般低声哭泣吧。
* 礫利食:没查到,姑且字面了一下
* 焚烧海草是为了生产盐。by噗啵
波止場の烟
野鼠は畠にかくれ
矢車草は散り散りになつてしまつた
歌も 酒も 戀も 月も もはやこの季節のものでない
わたしは老いさらばつた鴉のやうに
よぼよぼとして遠國の旅に出かけて行かう
さうして乞食どものうろうろする
どこかの遠い港の波止場で
海草の焚けてる空のけむりでも眺めてゐよう
ああ まぼろしの乙女もなく
しをれた花束のやうな運命になつてしまつた
砂地にまみれ
礫利食(じやりくひ)がにのやうにひくい音(ね)で泣いて居よう。
萩原朔太郎\手中之物一无所有\我れの持たざるものは一切なり
手中之物一无所有
手中之物一无所有
却无以忍受贫乏。
独木难支
烧灼迫近
心为无能之愤怒而发狂。
啊啊手中之物一无所有
无以低头乞食
乞求嗟来之食。
舍弃吧!舍弃啊!
怀抱你所获得吝啬的名誉和希望、
握着你所获得的血汗钱
在势如破竹前行的汽车尾气中
叩打着行道树枯死的枝干。
啊啊万物皆为卑秽
抹杀你那一事无成的人生吧。
我れの持たざるものは一切なり
我れの持たざるものは一切なり
いかんぞ窮乏を忍ばざらんや。
獨り橋を渡るも
灼きつく如く迫り
心みな非力の怒に狂はんとす。
ああ我れの持たざるものは一切なり
いかんぞ乞食の如く差爾として
道路に落ちたるを乞ふべけんや。
捨てよ! 捨てよ!
汝の獲たるケチくさき名譽と希望と、
汝の獲たる汗くさき錢(ぜに)を握つて
勢ひ猛に走り行く自動車の後(あと)
枯れたる街樹の幹に叩きつけよ。
ああすべて卑穢なるもの
汝の非力なる人生を抹殺せよ。
萩原朔太郎\我的爱情每日深重\昨日にまさる戀しさの
昨日にまさる戀しさの
昨日にまさる戀しさの
湧きくる如く高まるを
忍びてこらへ何時までか
惱みに生くるものならむ。
もとより君はかぐはしく
阿艶(あで)に匂へる花なれば
わが世に一つ殘されし
生死の果の情熱の
戀さへそれと知らざらむ。
空しく君を望み見て
百たび胸を焦すより
死なば死ねかし感情の
かくも苦しき日の暮れを
鐵路の道に迷ひ來て
破れむまでに嘆くかな
破れむまでに嘆くかな。
――朗吟調小曲――
初出版本:
昨日にまさる戀しさの
湧きくる如く嵩まるを
忍びてこらへ何時までか
悩みに生くるものならむ。
もとより君はかぐはしく
阿艶に匂へる花なれば
凋れはてたる人生の
わが世に一つ殘されし
生死の果の情熱の
戀さへそれと知らざらむ
空しく君を望み見て
百たび胸を焦すより
死ねば死ねかし感情の
かくも苦しき日の暮れを
鐵路の道に迷ひ來て
破れむまでに嘆くかな
破れむまでに嘆くかな。
萩原朔太郎\我的爱情每日深重\昨日にまさる戀しさの
我的爱情每日深重\昨日にまさる戀しさの\萩原朔太郎
我的爱情每日深重
我的爱情每日深重
如同泉水高涌时刻不停
不知何时终结这份隐忍
只能在烦恼之中徒生。
你的高雅比往日更胜
正如花朵动人艳香盛景
独一无二徒留在我世中
而未曾知晓何为
阴阳两隔的爱的热情。
我徒然地向你远望
胸口焦灼百转千回
因这份得死为幸的感情
那日的日落苦闷如斯
我沿着铁轨徘徊彷徨
在残破前我悲叹不停
在残破前我悲叹不停。
――朗吟调小曲――
* 初版多了一句凋れはてたる人生の。凋零尽头的人生
* 又改了一次…这次我在句尾只使用了ng和i
* 死なば死ねかし 大概意思是,非常想死的感觉,能死的话就给我去死;有一种自暴自弃,诅咒自己去死的感情在。
萩原朔太郎\死吧!死啊!\殺せかし! 殺せかし!
殺せかし! 殺せかし!
いかなればかくも氣高く
優しく 麗はしく 香(かぐ)はしく
すべてを越えて君のみが匂ひたまふぞ。
我れは醜き獸(けもの)にして
いかでみ情の數にも足らむ。
もとより我れは奴隷なり 家畜なり
君がみ足の下に腹這ひ 犬の如くに仕へまつらむ。
願くは我れを蹈みつけ
侮辱し
唾(つば)を吐きかけ
また床の上に蹴り
きびしく苛責し
ああ 遂に――
わが息の根の止まる時までも。
我れはもとより家畜なり 奴隷なり
悲しき忍從に耐へむより
はや君の鞭の手をあげ殺せかし。
打ち殺せかし! 打ち殺せかし!
萩原朔太郎\死吧!死啊!\殺せかし! 殺せかし!
死吧!死啊!
该如何才能如此崇高
温柔 美丽 散发香气
超越一切散发着你独有的香气。
将我变为丑陋的兽类
得到怎样的、多少的感情才会满足。
我本为奴隶 本为家畜
匍匐在你的脚下 如同家犬献身那般吧。
惟愿强力地将我踩踏
侮辱我
向我吐出唾沫
再踹倒在地板上
严厉地苛责我
啊啊 总算——
直到我被杀死的时候为止。
我本为奴隶 本为家畜
与其忍耐悲哀地听从
不如快些举起你那执鞭的手令我死亡吧。
打死我吧! 打死我啊!
* 殺せ:「殺す」的命令形。
* かし:(意念强烈的)…ね。…よ。
又用了命令形又用了句尾…反正就是…意念很强烈的杀?
死吧!语气没那么强烈不过我找不到更…
然后从后文来看他是想…让人杀死自己,而不是去杀人。
* いかなれ:「如何なり」的命令形。
* らむ:…だろう。
萩原朔太郎\晩秋\晩秋
晩秋
汽车在高架上奔驰
思绪在赤阳的阴影中彷徨。
静谧地向心中求索
为它的不知饱足而感到惊讶。
歧路里秋日夕阳散落
即使铺装路上车马交驰
我的人生也不知有无。
就连煤烟散漫的里街
那贫穷的家的窗口也
开着斑黄蜀葵的花。
* 黄秋葵疑云:https://onibi.cocolog-nifty.com/alain_leroy_/2020/05/post-672c7c.html
谢谢鬼火!
晩秋
汽車は高架を走り行き
思ひは陽ひざしの影をさまよふ。
靜かに心を顧みて
滿たさるなきに驚けり。
巷に秋の夕日散り
鋪道に車馬は行き交へども
わが人生は有りや無しや。
煤煙くもる裏街の
貧しき家の窓にさへ
斑黄葵の花は咲きたり。
萩原朔太郎\记忆\記憶
记忆
若把记忆比作可视之物
正如那细雪飞舞降临
喜悦在生活的过去中悄然积起
记忆前行在陌生的码头
从繁华的夜雾之海中
听闻汽笛呜呜鸣响
记忆在苍白的火车窗口
如同向惨淡的茜空眺望
远去生活景色的尽头
如同幽然消去的月亮
记忆是被雪埋葬的城夜
在悄然的建筑屋顶匍匐来回
那寂寞青猫重叠的对影
记忆正如那分身
* 翻译在2017年5月11日
* 东云=黑暗向光芒转变的黎明前的茜色的天空。
記憶
記憶をたとへてみれば
記憶は雪のふるやうなもので
しづかに生活の過去につもるうれしさ。
記憶は見知らぬ波止場をあるいて
にぎやかな夜霧の海に
ぽうぽうと鳴る汽笛をきいた。
記憶はほの白む汽車の窓に
わびしい東雲をながめるやうで
過ぎさる生活の景色のはてを
ほのかに消えてゆく月のやうだ。
記憶は雪のふる都會の夜に
しづかな建築の家根を這ひまはる
さびしい青猫の影の影
記憶は分身のやうなものだ。
萩原朔太郎\月夜\月夜
月夜
沉重硕大的羽翼扑簌着
啊啊 何等纤弱心脏的所有者啊
花瓦斯一样明亮的月夜覆盖下
看啊流动的苍白生物正在群集
看啊那个寂然无声的角落方向
看啊这生物环抱着的切肤情感
如同花瓦斯一样明亮的月夜
啊啊 何等悲哀 楚楚可怜的蝴蝶的骚扰
月夜
重たいおほきな羽をばたばたして
ああ なんといふ弱弱しい心臟の所有者だ。
花瓦斯のやうな明るい月夜に
白くながれてゆく生物の群をみよ
そのしづかな方角をみよ
この生物のもつひとつのせつなる情緒をみよ
あかるい花瓦斯のやうな月夜に
ああ なんといふ悲しげな いぢらしい蝶類の騷擾だ。
* 花瓦斯:一种装饰用玻璃灯。
* 切肤是切肤之痛的切肤
初出版本:
深酷なる悲哀
重たい大きな羽をばたばたして、
ああ なんといふ弱々しい心臓の所有者だ、
花瓦斯のやうなあかるい月夜に、
白くながれてゆく生物の群をみよ、
そのしづかな方角をみよ、
この生物のもつひとつの切なる感情をみよ、
あかるい花瓦斯のやうな月夜に、
ああな なんといふ悲しげな、いぢらしい蝶類の騷擾だ。
萩原朔太郎\矿工之歌\鑛夫の歌
矿工之歌
醒来吧、
优美天空的金矿啊、
在悲哀歌唱着的同时、
将眼泪流下、
吾等仅是、将那土地挖掘。
土地黥青、
漾着苦恼而犹豫的光。
啊那光从天上降临、
将阴霾的绿意刺破、
此刻秋意渐浓、
抬首仰望、
一脉黄金正悬于苍空。
醒来吧、
优美天空的金矿啊、
在悲哀歌唱着的同时、
将眼泪流下、
吾等仅是、将那土地挖掘。
—九月二日—
* み空:美空、御空
鑛夫の歌
めざめよ、
み空の金鑛、
かなしくうたうたひ、
なみだたれ、
われのみ土地を掘らんとす、
土地は黥青、
なやましきいやべるぞ光る。
ああくらき綠をやぶり、
天上よりきたるの光、
いま秋ふかみ、
あふげば、
一脈の金は空にあり。
めざめよ、
み空の金鑛、
かなしくうたうたひ、
なみだたれ、
われなほ土地を掘らんとす。
—九月二日—
萩原朔太郎\诗人将死,其鸣也哀\詩人の死ぬや悲し
* 阿龙哥死前曾经追问朔“为什么我不是个诗人”(芥川龍之介の死、萩原朔太郎),因为“诗人比起自己能够得到百倍的名声”(詩への復讐、萩原朔太郎)。
阿朔在生前一直不承认阿龙哥是个诗人,“你是典型的小说家”(芥川龍之介の死、萩原朔太郎),因为阿朔推崇“有感情”的文学(詩の翻訳について、萩原朔太郎),所以只承认他是“有诗人热情的小说家”(芥川龍之介の死、萩原朔太郎)。
然而在阿龙哥死后的这篇里,阿朔终于称呼他的死为“诗人的死”。
太好了呢,阿龙哥。你终于拿到你想要的定评了。
* 写过一些不错的书:这句没有考证,我也不知道尼采是不是真说过。如果他真说过,可能是出现在《妹妹与我》这本书里。
* 鳥の死ぬや悲し、人の死ぬや善し:《论语·泰伯》 “曾子言曰:鸟之将死,其鸣也哀;人之将死,其言也善。”
鸟快要死的时候,鸣叫的声音是悲哀的;人快要死的时候,说出来的话也是善良的。所以其实阿朔搞错了这个善的意思。
萩原朔太郎\诗人将死,其鸣也哀\詩人の死ぬや悲し
然而在另一侧的世界中,到处都生活着与他们人种不同的人。比如在特拉法加海战中负上重伤的纳尔逊,在被军医和部下的幕僚所包围着走向死亡的时候,他所说的话非常有名。“我完成了我对祖国的义务。”俾斯麦、兴登堡、伊藤博文、东乡大将等等,恐怕都是在临终的床上,静静地一边回想着过去,一边向着自己的心述说吧。
“我已经做完了我应做的一切。”然后安详地微笑着,带着满足的心溘然长逝。
所以有那样的谚语。鸟之将死,其鸣也哀;人之将死,其言也善。但是在我们身处的半球,这旋律却应恰恰相反。用带着重音的强力话语,将其换成更加切肤之痛的谚语吧。
——人之将死,其言也善。诗人将死,其鸣也哀!
萩原朔太郎\诗人将死,其鸣也哀\詩人の死ぬや悲し
诗人将死,其鸣也哀
那天的芥川龙之介,沉浸在无可救药的绝望中,与我谈论着死的黑暗和生的无意义。那与其说是谈论,不如说正是倾诉。
“但是你啊,写出了会流传后世的著作吧。以此为基础定会流芳百世的。”
蓦然,为了安慰他而特地说出的我的话语,反而刺激了这不幸的友人,令他打从心底发起怒来。
那个细心的,羞涩的,一直都斯多葛式地隐藏着感情的男人,说那句话的时候勃然变色。
“著作?名声?那种东西一文不值!”
在德国的某个疯人院里,在妹妹的看护下度过晚年的,晚景凄凉的尼采,有一天突然看着天空,用狂乱的头脑追溯着记忆说。——我至少曾经,写过一些不错的书啊!这样。
那个心比天高的尼采。傲慢地自称【人类历史以来的天才】的尼采,应该也是像悲哀着什么一般,带着悲痛的眼神挤出了这句话吧。身边被他弄哭了的妹妹,为了安慰哥哥而说出的话语,恐怕和我,对那之前自杀了的朋友说的话语没什么两样吧。于是尼采回答的言语,也或许带着相同的空洞的悲哀也说不定。
“那一文不值!那种东西一文不值!”
萩原朔太郎\吉原\吉原
吉原
高高的木板墙当中围困着
薄暗而阴郁的区域。
即使如此 空地上沟壑漫流
树木荒长
白石灰的味道早已酸臭扑鼻。
吉原!
那在土堤边横死的青蛙般
袒着苍白肚子的游廓地带啊。
从那可悲的木板墙围困当中
听到了我的色女哭泣的声音
彻夜。
在那以后吃了消化不良的馄饨
在污黑的电灯之下陷入了沉睡。
「请还要再来呀!」
即使是多云的绝望天气
女郎屋的看板上也摆着照片。
* 吉原 今日は雨♪
* おれ:我后来咕狗了一下,这个おれ一般是我,然而也有你的意思
* 色女:情妇
吉原
高い板塀の中にかこまれてゐる
うすぐらい陰氣な區域だ。
それでも空地に溝がながれて
木が生え
白き石炭酸の臭ひはぷんぷんたり。
吉原!
土堤ばたに死んでる蛙のやうに
白く腹を出してる遊廓地帶だ。
かなしい板塀の圍ひの中で
おれの色女が泣いてる聲をきいた
夜つぴとへだ。
それから消化不良のうどんを食つて
煤けた電氣の下に寢そべつてゐた。
「また來てくんろよう!」
曇つた絶望の天氣の日でも
女郎屋の看板に寫眞が出てゐる。
"如果诗歌是人魂的碎片 那么翻译就是将这些碎片再度唱响"
以萩原朔太郎为主,日本近现代文豪的诗歌翻译魂器。
管理者:@mykaoru